円形脱毛症というものは、円形であったり、楕円形というような輪郭がしっかりした脱毛が起こってしまい、それが拡大していくというようなことをいいます。ほとんど自覚症状というものはなく、それに周囲の人間が本人よりも先に気付くことで、自分で気付くというような場合が多いようです。そして、この円形脱毛症というものにはさまざまな種類があり、それらは大きく五つに分けることができます。
まず、単発型円形脱毛症というものですが、これは突然、なんの前触れもなく円形であったり、もしくは楕円形の脱毛部分が頭髪に対して一箇所から三箇所程度出きます。そして、これが円形脱毛症としては、最も多い症状となります。そして、この単発型から徐々に多発型に移行してしまうということもあるのですが、そのまま治癒することが多いようです。
そして、多発型円形脱毛症というものですが、これは頭髪の数箇所で円形脱毛が同時にそして、多発的に起こってしまいます。二つ以上の円形脱毛のものが結合してしまい、大きくなってしまうということまであるのです。
もしくは、多発融合型円形脱毛症というものですが、こちらは女性に非常に多い、びまん性脱毛症というものと、もしくは小児に多い、蛇行性脱毛症というものに分かれるのです。まず、びまん性脱毛症というものは、頭髪が平均的に同時に脱毛していき、それによって頭髪全体が薄くなってしまいます。そして、蛇行性脱毛症というものは後頭部から、そのまま側頭部の生え際までに向かって脱毛していきます。そして、この二つの円形脱毛症は、どちらかというと治療しにくいものなのです。
そして、全頭円形脱毛症というものですが、数箇所で同時に脱毛してしまっていた部分が、徐々に広がって結合していき、最終的にはそれによって頭髪が一気に全部抜けてしまうというような症状なのです。
そして、汎発性円形脱毛症というものですが、こちらは、円形脱毛症の数ある症状の中でも、一番重い症状なのですが、頭髪だけではなく、ほかには眉毛であったり、まつ毛、そしてひげ、またはわき毛や陰毛といったように、全身に脱毛が起こるものなのです。